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2014年7月

2014/07/27

『怪しい彼女』 人生は何度やっても素晴らしい!

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急に映画が見たくなり、上映中のなかから『怪しい彼女』という韓国映画を観てきました。

ここ10年で5,6回くらいしか映画館に行けてなかったのですが、
調べてみると、この監督の前作は偶然見ており
それが『トガニ~幼き瞳の告発』という、実話をもとに描かれた
社会派のとても重い感情が揺さぶられる作品。

今回は正反対のファンタジーコメディでいったいどうなるんだろう?、と思いましたが
めいっぱい笑わせながらも、人情の機微にしみわたり
やはり、こみ上げてくるような涙を流して帰ってきました。



まずびっくりしたのは、舞台になっていた下宿先。
雨をためる大きなかめ、ガラスの感じ....、ドアを開けるときのギギッという音。
どうもデジャブな感じだと思っていたら
先日行ってきたばかりのソウルの小さな宿でした!
なんだかご縁を感じて早々にうれしい^^

Heya

(ここからは映画の内容に入ります、これから見る予定の方はご注意)








現在70歳、主人公のおばあさん。
子どもを生んですぐに、夫を失うという苦難が襲いかかり、
踏みつけられるような惨めなくらしに。

どんな手を使っても、子どもを生き延びさせようと鬼気迫るくらしを重ね
おかげで一人息子は国立大学の教授にまでなったのですが
その自慢だけが生き甲斐になり、
いつしか周りから鬼といわれるようなキツイ性格になってしまいました。

そのせいで人間関係がいつもうまくいかず
同居している嫁は病気送りになってしまう始末。

クサクサする日々の中で、ふと見つけた青春写真館なる怪しい店。
そこで撮影したことをきっかけに、なんと50年若返り
20歳の見目麗しい姿に変化します。


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最初はパンチパーマヘアで、立ち居振る舞い、性格もおばあさんのままだったのですが
おしゃれを覚え、いまどきの服を思う存分ショッピングして
どんどん可愛く、誰からみても魅力的になっていきます。

ある日、若者(じつは自分の孫)がやっているバンドにスカウトされ
試しに歌ってみると、さすが人生を重ねて来ただけあって、胸を締め付けるような表現力。

「今のやつらとぜんぜん違う、なんて個性的なんだ!」と
プロの目にも留まるようになって注目を浴び
遊びも恋も経験し、初めて青春の果実を味わいつくします。


いよいよ歌手としてスターダムを駆け上がろうとした矢先に孫が交通事故を起こし、、、

孫を救うには、すぐにも自分の血液を輸血する必要がある事態に。
しかし、血液が体外にでることによって
もとの容姿に戻ってしまうことをおばあさんは知っていました。

その葛藤を事情を唯一知る友人と話しているところを
おばあさんがキツイ性格になるほど苦労して育てた息子が陰で聞いていました。


息子は母親が、野菜の屑を拾っている姿、
自分の足に紐を結んで、離れないようにして働く姿、
夜になると自分を抱きしめて泣く姿をそっと回想します。


そして言うのです。

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僕の息子は、父親である僕がなんとかするから
何も心配しないで、これからはあなたの人生を歩んで、と。


苦しみしかなかった自分の人生だったけれど
全部わかってくれている、
こんなにも思いやってくれる家族がいる。


やっとつかんだ今の幸せにもちろん未練はあります。
しかし、こう答えます。

もし、もう一度生まれ変わっても、
寸分たがわず同じ人生にして、またお前に出会いたい。

自分の人生を心から肯定できた。

ここのやり取りが泣けましたね。。。。

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70歳と20歳の間にいる今だから感じるのですが
実際は、若いときは若いときで、どんなに見た目がピチピチで体力があっても
不安で自信がなくてしんどいんですよね。
若いことが当たり前で、価値が分からない。

70歳の自分もなんとなく想像できるようになってきたのですが(年をとりました! 笑)
ある日突然変わるのではなく、どこまでもこれまでの積み重ねの先にある。

だから、今、どんな境遇であったとして、今を大切に生きる以上のことはない。


人生の目標。。
人それぞれ、いろんな内容があると思います。
わたしも、大きなことから小さなことまで目標を立てるのが好きで
それをクリアする生き方を
ずいぶん長い間してきたような気がします。

ところがここ数年かけて、少しずつ変化してきて
2014年の今は
「人生って素晴らしい!」と心の底から言えること。

これがわたしにとってのいちばんの幸せじゃなかろうかと感じます。
そう感じられるような日々を重ねたい。



自分で自分の人生が肯定できた瞬間、いつでも人は幸せになれる。

そんなことを教えてくれた映画でした。


ああ、また今すぐに劇場に見に行きたいです^^


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樂庵 かなざわ
RAKUANのおしごと

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2014/07/18

夢中になっているうちに叶う

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7月24日追記:先般、文部科学省スポーツ功労者国際大会優秀者賞受賞されました。


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ソウルから戻ってすぐに、第31回全日本武術太極拳選手権がありました。
国内最大の大会で、ここでの勝者が、
日本でいちばん実力があるということになるわけですが
われわれの佐藤直子先生が出場されるため、
中華街・媽祖廟 太極拳シニアライフ会のみなさんと観戦に行きました。

真っ赤なTシャツにキンキラの中国刺繍の旗を振るファンキーな集団。
3階席から「直ちゃーーーん!」と声援を送るたびに
まわりから二度見され「クスクス」と笑われてしまったのですが^^;
自選難度太極剣1位、
自選難度太極拳2位(1位と0.03点の僅差)の勇姿を見せていただきました。


太極拳はオリンピック競技ではないので
(2020年夏季五輪の候補になったのが初、後に落選)あまり実感しませんが
考えてみると女子フィギュアスケートの浅田選手のような立ち位置です。

頂点に立つまでの気の遠くなるような時間の重み。

先生は無敗のチャンピオンではなく、
いちばん乗っているはずの二十歳前後に
選手生命を絶望するような怪我をされ一線から外されています。

またスポーツの世界もイメージほど爽やかだけではいかないようで
悔しい思いも幾度もされてきたようで....

そうした谷底から這い上がってきた人生が太極拳に凝縮されているのか
先生の演武を見て涙される人が多い。

その現役選手の時代に居合わせられたこと。
感謝しかありません。


今、コートに立つと生徒の顔が浮かんでしまうとのことでした。
恐縮する思いもありますが、分かるような気もします。
なぜなら、わたしも先生はずいぶん年下なのですが
太極拳をご一緒しているときだけは、母親、
もっと正確に言うと母鳥の大きな翼に守られているような感覚になるからです。

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積み重ねとはすごいもので
佐藤直子先生からこれまで100以上のレッスンを受け
そのたびに10回以上注意を受けるので
いつのまにか1000~1500回程度もアドバイスをいただいたことになります。

わたし自身は太極拳がうまくなりたいというよりも
先生のように美しくなりたいという邪な思いが最優先なので
本人がおっしゃるのだからこれ以上のアドバイスはない、と懸命に聞こうとします。
ところが、日本語なのに内容がまったく入ってこない。

かろうじて500回目くらいから、言葉の意味は何とか分かるようになりますが
分かっても、身体でどうしても再現できない。

それでも続けていると、どういう訳か1000回目を過ぎたあたりから、
何を変えたわけでもないのに突然、出来るようになったのです。


「身体が思うように動く!」
この感覚は衝撃でした。
(こんなすごい方に1000回も言わせるって.....)

そして血行不良からくる肩こりや腰痛なら、
身体の動かし方で治せてしまうように.....



さらに....

ふと腰に手を当てると「あれ?こんな感触だったっけ?」と
自分で違和感を持つくらいラインが違う。
いつのまにか服が2サイズ小さくなっている....


努力しているときはできないのに
何だかわからないけど夢中になっているうちに叶っている。


何でもいいから
「やりたいことをやり続ける」
それが本当に大切ですよね


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樂庵 かなざわ
RAKUANのおしごと

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2014/07/17

家庭のやすらぎ in ソウル

先日、とある10周年の記念にソウルに行ってきました。
ソウルはリピートしたくなる街で、改めてその魅力を感じてきました。

何がいいのか?

one ひとつめの魅力。
自然と大都会がとても近い距離にある。


中心部にいても、ふと視線をあげると山が見えて、
タクシーで5,6分も行けば、ソウルを見渡せる山頂のカフェにたどり着けるのです。

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カフェ文化がここ数年充実してきているそうで、ドリンクの美味しいこと!

ぼんやり緑を眺めていると、
エネルギッシュな街の熱気にいつしか抱えていた緊張感が緩んでいきます。
日本でもこの緩急バランス感、実現できないだろうか....



two ふたつめの魅力。
「食」にパワーがある。


「医食同源」といいますが、
その言葉通り、食べるごとに力が湧いてくるような気がします。
物理的に一食あたりの量も多いのですが
野菜がかなりの割合を占めるので、後にひかない。

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これは注文した料理ではなく、
パンチャンと呼ばれる前菜的なおかずでおかわり自由。
全部手作りで、化学調味料は一切使っていないそう。

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「トンチミ」という、消化を促進する大根の水キムチ。
酸味がある爽やかな味で、お腹がぐーっとなってきました。

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豚肉の鉄板料理。

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海鮮と野菜たっぷりの鍋。

Supu

6種類のナッツをペーストした滋味深いスープがこれまた小鍋で。


さらに雑穀ご飯がついて定食として出され
1人前19000ウォン(2014年7月のレートで約1900円)!
ごく普通の商店街の食堂でしたが、
お母さんの「手」の味がする大満足の食事。
身体が喜ぶ。元気になる。
日本でもこの安らぎ感、実現できないだろうか.....



three みっつめの魅力
王宮&韓家が街中に突然現れる。


景福宮をはじめ、繁華街の中心に王宮が保存されていて
近代的な建物との調和がとても美しいのです。
今回は、景福宮に向かってすぐ左サイドに広がる西村(ソチョン)地区と
右サイドの北村(プッチョン)地区に保存されている
韓家という昔の住まいに一泊ずつ滞在しました。

西村は一般の役人達が住んでいた地域で庶民的なムードが現在も残ります。

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築100年以上経過した、小さな韓家。
宿の主人の方針で、朝食だけは宿泊客全員でいただきます。

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お母さんがつくる心のこもった手作り料理。

この日は上海から来た一家と食卓を囲みましたが
気を遣うかなと思いきや、みな寝起きの顔で
アットホームな思い出に残るひと時になりました。

「一期一会の朝ごはん」
体験してみてわかる、いいアイディア!

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朝5:30から営業しているサウナも発見。
どうぞどうぞと歓迎されたものの、お湯がまだたまってなかった(笑)
空の銭湯なんて初めて見ました、このケンチャナ精神も韓国のよさ。


一本裏に入るとレンガ造りの平屋も見られ
路地裏好きにはたまらないごちゃごちゃ感。

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道路にテーブルを出してチキンを食する(掌とチキンの量を比較ください....)
西村はワイルド。

typhoon
typhoon
typhoon

反対側の北村は両班といわれる、身分の高い役人が住んでいた地域ですが
やはりゆったりとしたハイソな空気が流れています。

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北村の宿。

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ウェルカムドリンクもおしゃれ...

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この亭子(テラス)に座って風を感じているうちにタイムスリップ。


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あはは、王族の衣装を着せていただきました。

Sauna

日が沈むと薪で火をおこしてサウナをふるまってくれます。
よもぎが室内に敷き詰められていて、
体調が回復していくのをその場で感じられるほど気持ちがよかった....

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食事は言わずもがな。

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室内のディスプレイに使われていた古書。


ここのお宿はスタッフも素晴らしくて
気を遣わせない気の遣い方、肩の力の抜けた接客で
親しみがありながらも、節度を兼ね備えていて心からリラックスできました。
人が大事ですね。。。

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ニューヨーク・マンハッタンも数ブロックごとに街の空気がガラリと変わりますが
西村と北村も歩いてすぐの距離なのに、正反対の雰囲気が楽しめて素敵....
日本でもこのワクワク感、実現できないだろうか.....


いや、待てよ!!
そういえば、樂庵のある横浜も数百メートルごとに住民層も
建物も店舗の感じもまったく変わる。
点と点がつながれば、なにか生まれるんじゃないか。
そんなこんなをたくさん感じた旅でした。
次のステージに向けて、いよいよ行動開始です。


しかし、ソウル旅に関しては
これまで「伝説の修行」ともいうべき失敗を繰り返した甲斐があって
今回やっと宿、食、カフェ、全部ヒットしましたよ....
機会があればご案内したいほどです^^
わたしのあやしいハングルも上達しておきますから、
ご縁のある方とぜひいつか!


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樂庵 かなざわ
RAKUANのおしごと

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2014/07/05

2014年8月のレンタルセッションルーム受付

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先ほどまでソウルに飛んでおり、今月はご案内が遅くなってしまいました、ごめんなさい!
たくさんヒントを得てまいりましたので、還元していきますね。

またお問い合わせいただいたメールに関しましては
すべてお返事いたしましたので
もしも「届いていないよ~」という方がいらっしゃいましたら
ぜひお知らせくださいね。

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【お知らせ】
大変ご要望を多くいただきました「タオルウォーマー」、
小さなサイズですがご用意できました。
どうぞご活用くださいね。

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可能な場合は、ご案内メールをお送りいたします。
不可の場合は、代案を二案ほどご提示いたします。



■部屋のイメージやこれまでのご利用の例(本ブログより)

http://rakuanmedicalyuuki.cocolog-nifty.com/blog/cat42253205/index.html
http://medicalyuuki.com/room.html


ご縁のある方にお会いできることを楽しみにしております^^


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樂庵 かなざわ
RAKUANのおしごと

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