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2011年7月

2011/07/31

8月1~8日 樂庵夏期休暇のお知らせ

8月1~8日まで、夏期休暇をいただき
8月9日(火)のレンタルセッションルームから、通常業務を再開します。

急用の場合は、medicalyuuki@gmail.com にメールいただきますと
少し時間をいただきますが、お返事させていただきます。どうかよろしくお願いいたします^^

7月31日新月の日に  樂庵 かなざわ

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シャドウの統合 ~6月&7月 ボランティアセラピーレポート

すっかり遅くなってしまいましたが、6月&7月に開催したボランティアセラピーのレポートをお届けします。
遠い中、日差しが照りつける中、石川町までわざわざお越しくださり本当にありがとうございました!


cherry6月12日ボランティアセラピー 『父&パートナーシップgemini

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今回のファシリテーターは、「石川町に拠点を持ちたい」と樂庵をみつけてくださり、
ご縁がつながった吉井みほ子さん。
タロット鑑定士歴30年、心理カウンセリング、コーチングも提供されている、力強い助っ人です。

キャリアがありながらも、細かく打合せのFAXを送っていただき、当日までとても緊張されていました。
最初はスーツを着用予定だったそうなのですが、
いざ身につけてみると、服のスパンコールがぽろぽろと落ちてきたとのこと、
これは「素」でいくしかないと思った、とTシャツ姿でエピソードを語ってくれました^^

父親と自分との関係を振り返り・・・
みんなの前で自分の父親を語り合い、改めて一人一人本当にいろんな環境で育ってきたこと
そして間違いなく影響を受けてきたんだなぁと感じました。

とくに父親は現在のパートナーシップ、仕事へのスタンスと深い縁があります。
父親から引き継いだもの、欲しかったけれどもらえなかったもの。
だから出来上がった今の自分。それぞれ静かに振り返る時間になりました。

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右端のグリーンはMIYUKOさんから「ゴーヤのレモン漬」、めちゃくちゃおいしかった・・・

そして本日最大のお楽しみ! みほ子さんによる個別タロット鑑定に入ったとたん、
みんな「女子度」全開、本気相談続出、真剣すぎ(笑)
なんだか「占いの部屋」を覗き見しあっているようで、大笑いしながら進みました。

みほ子さんから「わたしも見て欲しい」と言われ、
カードは代表してわたしがさせていただきましたが、一同から愛あるリーディングが次々と。
さっきまでのクールで神秘的なみほ子さんが、一転して「女の子」になり、
みんなそんなみほ子さんが大好きになった回でした^^



cherry7月10日ボランティアセラピー 『情熱解放区~sexuality heart

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7月のテーマは「情熱とセクシャリティ」、
ファシリテーターは、チャネリング&リーディングセラピストの、香月美鈴さん。
テーマも濃いですが、香月さん、数秘が「1-11-11」、誕生日がマヤ歴最終日と言われている10月28日。
たいがいスピな、大きなパワーを秘めた方なので、なにか起きそうだなーと予測しながら迎えました。

両手にたくさんのアロマを持って香月さんがまず到着。
次に到着したゲストの一人が、猛暑の中、ダッシュして来場くださりフラフラの状態に。
鍼灸ルームでお休みいただくハプニングからスタート。


準備体操がてらのオーラクレンジングでは、二人一組になり、
頭から腰まで、手を猫のようにしてリズミカルにトントントン・・・。これだけなのですが、
邪なものがすっきりと抜けていくのを感じ、「かるくなる」「涼しくなる」と好評!

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そして、アロマが登場。それぞれ直感で選び、それをみんなでシェアしてリーディング。
濃厚な香りをかぎ続け、ふらふらとなったところで、香月さんが「あとは考えてないんだよね・・・」と。


・・・!? 
コラー!!^^;

この後と終了後に引き続いて、「シャドウの嵐」で文字にするのがつらい展開になってしまいました。

しばらくこの挫折をひきずってしまい、心が痛みました。
しかしながら元来が一人で解決する性格なので、あれやこれやと考え込む日々。
答えが見つからないなぁ・・・と、さ迷っている中
6月ファシリテーターをつとめたみほ子さん(今回は定員超で不参加)から
「コーチング100人(!)」の宿題に協力して欲しいとお声がかかりました。

「あの場でいったい、何が起きたのか?」 深く深く探求するマインドジャーニーに。
コーチングを終え、さらにみほ子さんが「気になる」とカードリーディングに入り、
自分に深く聴く中で、どの人の痛みも、すべてわたしの中にあったものだと気づきました。

この痛みが、それぞれの情熱を阻止していることを。

だからこそ、それを突破したくて、ブレイクスルーしたくて、みなで起こした事であることを。

ブレイクスルーした先に何があるのか?
それこそ紛れもなく「情熱、セクシャリティの解放」、自分が進みたい「道」であることを・・


ここにつながったとき、なんてパワフルなセラピーだったんだろうと衝撃が走りました。

「セラピーの場では他人はいない」ーそれが腑に落ちる体験。
いろいろなことが後から後からつながってゆくのでした。

ボランティアセラピーがいつの間にか成熟してきたこと、そして次の段階に進もうとしていることを感じ、
この回は、わたしにとって本当にターニングポイントになりました。

みながいないとたどり着けなかった・・・
香月さん、7月度に参加のみなさん、みほ子さん、ありがとう!


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樂庵 かなざわ
RAKUANのおしごと

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2011/07/30

心と体に何ができるのか? 『女性のための健康フェア(男女共同参画センター)』」に参加して

7月1日のタッキー先生の関東デビューサポートをなんとか終え、
翌日、2日は樂庵として初めて外部に出張しました。

『女性のための健康フェア』に参加するために、JR戸塚へGO。
明け方まで資料を作成し、会場でゆんちゃんと合流してからはノンストップで治療。
友達をつくったり、美味しいランチにいったりしたかったのですが、
当日の様子はまったくわからず^^; それだけが心残りですが、本当に勉強になりました。 

国家資格というのは便利なようでいて実にやっかいで、制限がたくさんあります。
この日のイベントも、たった一日の開催にも関わらず、
治療をするからには、施術所の開設届けと廃業届けの申請を提出するようにと、
直前に保健所からチェックが! (どうりで今まで鍼灸のイベントが少なかったはずだ・・・)
あわや中止!?という事態になりましたが、免許書を託し、
担当者の方が何度も区役所へ走ってくださり、何とか開催できました、ありがとうございました。


和室を一室いただき、座布団とシーツで即席でつくった治療スペース、
隣でゆんちゃんが治療して、「おおー、ゆんちゃんすごいすごい」と思いながら
こんな空間もよいなぁ・・・としみじみ。

いつもとまた違う層の患者さんと接することができたこともうれしかった。
自分でツボを探せるようになるためのワークショップも、お灸を長らく実践している方が来てくださり、
経絡を使うことや、その場で症状を改善させる実技まで進めたことも、やりがいがありました。

被災地に行っていなかったら、ベッド以外や、短時間の治療は難しかっただろうなぁとも気づけました。
全然関係ないようでいて、じつはすべての出来事が1本のライン上に並んでいるのかもしれませんね。


体の症状は、やはりいろいろメッセージがあるように感じます。
本人に伝えたいことを、本当に我慢強く発信し続ける。まさに命が尽きるまで。
改めて、鍼灸とともに、体からのメッセージ解読、メンタルサポートをやっていきたいと思いました。


終了後、ゆんちゃんとミニ打ち上げをしながら改めて気づいたのは
イベントなのに価格相応ができない、クオリティを曲げられない、抵抗を感じるガンコな自分!
どうせならこの性格を生かしてやっていくほうがいい。
(今さら気づいたの・・・-_-; byゆんちゃんの心の声)

セレブにお抱えのパーソナルトレーナーやドクターがついているように、
一般の方へも、心と体のパーソナルケアをより深くしていきたい。
病気の意味が腑に落ちる、その方の本質につなげることができる
プロフェッショナルサポートを目指したいとおもいました。

そこまで望んでいる方はなかなかいないかもしれませんが、
自分自身が1994年から12年間、切実に探していたなぁ・・・、
日々、勉強を重ねながら、どうかご縁のある方とめぐり合えますように


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撤去前にあわてて撮影したのでブレブレですが、なんとか撮れた展示の様子。

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社会起業家仲間の平沼さん。お腹がすいて目が回りそうなときに薬膳弁当をもって登場、
天使のようにみえました(笑) ありがとうございました!



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樂庵 かなざわ

RAKUANのおしごと

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2011/07/29

根岸米軍住宅 フレンドシップデー&8/27 BON ODORIの予告

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コレクションしたくなるほど毎年いい感じのポスターです^^ 名刺やショップカードもアメリカのものは
独特の惹きつける力があるような・・・。文化的なものか遊び心が関係しているのか!?

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年に2回の根岸米軍住宅の開放日。今年第1弾は6月3日。楽しみに行ってまいりました。
いつもは厳重なチェックがあるゲートをスタスタと通り・・・(とはいえIDチェックはあります^^;)

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アメリカンな消防車展示。実用車でさえこのデザインの可愛さよ、刺激を受けます。

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これまたアメリカンなBBQ風景。

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king of junk foodをいただきながらしみじみと・・・
昨年は見るものすべてにあんなにテンションがあがったのに
今年はある程度見たら満足となってしまい、それがさみしくもあり、戸惑いました。

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ところが、この中にあるバーで盛り返しが。
昨年は「なんだか物悲しいところだなぁ」と感じていた場所です。

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円で支払って、ドルでお釣りがくるという不思議な仕組み。
グレープフルーツジュース、バドワイザー、あつあつポップコーン山盛りで4ドルちょっと。
(ってどんな価格設定だ、ドル安を実感)

それも面白かったのですが、マスターと基地の移り変わりの話ができたことが嬉しかった。
ほんの少し「人」と触れ合うだけで、場がどんどん変わっていく。
今のわたしは、人が最優先なんだなぁ・・・と気づく。


外に出ると、獰猛な麻薬捜査犬が子犬のように兵士にじゃれている姿が。、
犬といっしょに写真を撮りたいと思いました。でも、すでにたくさんカメラを向ける人がいて、
兵士も硬い表情で見張っているので帰ろうとしたのですが

見知らぬおばあちゃんが突然、「あなた、撮らなくちゃだめよっ!」と兵士に英語で交渉しはじめた!^^;
何事かと思いましたが、なんとOK、おばあちゃんの突破力すごい・・・
へっぴり腰で恐る恐る捜査犬に近づき、その様子をたくさんの人に撮影され・・・

さらに兵士が「Hey!! 俺はいいのかい!?」
視線を合わせることさえ遠慮していた相手が、隣でジョークを言うなんて想像できましょうか・・・

おばあちゃん、思い出ができてうれしかったよ、ありがとう

コミニュケーションは勇気がいる。拒絶されたらと思うと動けなくなる。
これは毎日顔を合わせている家族や仕事仲間だって同じだ。
けれど、拒絶の自由を受け入れながら、心が通じ合うと、ほんとうに豊かな気持ちを得ることもできる。


同じ環境でも、人と人の組み合わせでいかようにも変わっていく。
誰もが、その人オリジナルの場をつくる。
自分はどんな場をつくる人になっていけるのか。


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次の根岸米軍住宅開放日は、夏の盆踊り大会にて
beer8月27日(土) 15:00~21:00
 

タイミング合う方はぜひ、足を運んでみてください^^


(記事をup後、昨年書いたブログを読み返し、いつか人と人として出会いたいという記述を発見。
今から思うと、これを叶えるために「さみしさ」という感情が必要だったのですね。 
しかし、ちゃんと現実化するものですね、言っておくもんです・・・)


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樂庵 かなざわ
RAKUANのおしごと

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2011/07/27

気仙沼でPCAT(Primary care for all)に参加して 2

Dmat
朝8時、夕方5時に必ず開催される、DMAT会議。

chick PART1はこちら


DMATとは厚生労働省が発足させた災害医療派遣チームで、
気仙沼市内へ支援に入っている医療従事者すべてが毎朝、夕集まります。

ここで初めて知ったのが、構成メンバーが東大病院をはじめ、錚々たる医療機関から
出張扱い=仕事で派遣されているケースがほとんどだということ。
ボランティア有志からなるPCATは、ある意味、異色な存在でした。その上、鍼灸師の参加もPCATのみ。

初日に紹介を受けたとき、他職種の方から「鍼灸師が来ているのか!?」と驚きの視線が刺さり^^;
鍼灸師はまだまだ認知されていないのだなぁ・・・と痛感するとともに、
リーダーの医師から鍼灸による実績の報告にもまた、強い関心が集まりました。
(この道を開いてくださった、災害鍼灸ボランティアの三輪正敬さんはじめ、先発の鍼灸師、
ドイツから参加して、地元の方に本当に貢献していた松本美由季さんほかの尽力に心から感謝!)

Jmat
ここから必要な薬を持ち帰ります。


じつは、治療と同じくらい、ミーティングに時間を費やし、その回数はなんと1日に5回!
最初はこんなに多くする必要があるのか・・・と感じました。

しかしよくよく考えると、状況は刻一刻と変化し、スタッフも毎日入れ替わりがあり、
誰もが即座に現場に適応することを求められます(よくできたなと今は思います^^;)。、
正確に情報共有すること、「リズム」にのっとって動くことで足並みが揃い、
それが今後の地域医療へスムーズにつなぐための礎になる。
結果的に避難所のみなさんの安心感や信頼になっていくように感じました。

一人でも多くを治療したり、全力を尽くすことも確かに大切なことですが
「最善が最適ではない」とはこのことか・・・とハッとする思いでした。

公/集団だからできること、民/個人ベースだからできること。
いろんな立場の人間がいて、支援が成り立っていくことを知りました。

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会議が終わると、気仙沼中学校に戻ります。
奥に見える自衛隊の幌は、なんとお風呂! 湯船も大きく、洗い場もあり、
「とても気持ちいいよー」とすすめていただきました(入れませんでしたが^^)。

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仮設トイレ。みなで持ち回りで掃除するので、きれいに保たれています。
しかし、夜間は暗く、教室からトイレまで、少し距離があるので周りを気遣い、水分を控える方も・・・

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下水が機能しないので、たとえばカップラーメンを食べても汁を流せず。
飲み干すしかなく、高血圧がふえている一因ではないかと問題に。

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中学校の校庭に建てられた仮設住宅。家電製品一式が揃い、プライバシーも確保されますが
光熱費が発生し、経済的な自立が不可欠。大半の方が職場を失っている中、とても難しい問題でした。
一人になって自分を見つめる時間が増える分、孤立し、心のケアも重要視されるように・・・

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体育館に設置されたスタッフが寝泊り兼ミーティングを行うテント。

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タイのボランティア団体が作ってくれたTシャツ。

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避難所に大切に飾られていた、漫画「ワンピース」の応援メッセージ。

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支援物資に書かれた「なにもできないけど大分からおうえんしています」。
何気ないメッセージがうれしいことを知りました。


この被災地での活動を自分なりに消化するのに、時間がかかりました。
笑顔でみなと別れましたが、心の深い部分でいろいろと作用していたようです。

同行スタッフとは寝食も共にするという、わたしの一番苦手とする、究極の集団行動も!

チームで動くことは大丈夫なのですが、プライベートな時間がないと耐えられない性格だと
今までは思い込んでいました。

確かに初日はかなりきつかった・・・^^;
それが日が経つにつれて、元気の源になっていったことに自分自身がいちばん驚きました。
過酷な状況のときこそ、こころが折れそうになったときこそ、一人でそっと心身を癒すのではなく、
みんなとつながっていく方が、より早く回復できる場合もあることを知りました。

人と触れ合うことでストッパーが外れ、自分の中からパワーが湧き出す。
エネルギーをスムーズに流れさせるというのか・・・、わたしにとっては新しいやり方でした。
お互い同じ立場で、お互いにギリギリの状況だったからできたことかもしれません。
これは半強制的な状況にならないと、チャレンジできなかったと思います。


まだまだ思いは尽きませんが、気仙沼の活動についてはここで筆を置きます。
東北のみなさんが、心から笑える、安らげる日が一日も早く来ることを祈りながら

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樂庵 かなざわ
RAKUANのおしごと

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気仙沼でPCAT(Primary care for all)に参加して

8月1日からソウルに行けることになりました。
いろんな意味で、まさかこんなに早く行くことができるとは考えていませんでしたが
今はオタク精神をフルスロットルで(笑)、韓国の歴史、くらし、ハングル語を勉強中。

今年5月くらいから、どんどん内面が変化し、それに伴って流れが変わってきている気がして、
なかなか言葉や文字にならない日が続きました。
やっと消化・熟成されてきたので、旅立ちの前に、棚卸しする気持ちで綴ってきたいと思います。


最初に被災地への医療ボランティアの参加から(2011.5.22~)

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当初、災害鍼灸マッサージプロジェクトという、鍼灸師が立ち上げた団体で活動する予定でした。
名取市へ派遣、宿もバスも手配済み、後は出発するだけという状況だったのですが、
2日前に事務局から、「行き先は気仙沼、PCATに参加して欲しい。明日説明会がある」と連絡が!

「そんな急なー^^;」と言いたいところですが
被災地の状況は日々変化すると聞いていたので、急いでキャンセル処理をし、
「PCATってなんだ?」と思いながら説明会に参加すると、
日本全国と海外から集まった医師、看護師、歯科医師、理学療法士などでチーム医療を組み、
被災地を包括的に支援する活動を行うことが判明。
チーム医療、学生時代はやってみたいと思ったこともありましたが、こんな形で実現するとは・・・

丸1日かけてじっくりワークショップを行いましたが
「最高が最適ではない」、「支援者も(精神的に)被災する
「地元の医療を超えない」、「底上げ型の支援」、「災害を体験した人への対応」、「ミーティングのあり方」
などなど、事前に聞いておいてよかった・・・と思える内容で、胸を撫で下ろしました。


そして翌朝、医師2名と気仙沼入り。

余談ですが、この1週間ほど前から、自分史上最大といってもいいほどお腹をこわしてしまい、
この状態で行っても迷惑をかけるだけでは・・・という事態になっていたのですが、
今から思うと、先に相当、浄化をしていたのだとに気づきました。
被災地に着いたとたんに症状が消え、すぐに動けるからだにチェンジ!
人間のからだは本当にすごいなぁと感じました。

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任務地の気仙沼中学校。港のすぐそばの高台に立ち、海の刺激的なにおいが一面に。
最初に目に飛び込んできたのが、「自衛隊の皆さんがいるだけで安心できます」という校舎の設営。
自衛隊の第1陣が引き上げるときに、「感謝の気持ちをどうにか伝えたい」と
子どもたちが1枚ずつ持って隊員を見送り、隊員たちも涙ぐんで別れたと後から聴きました。

ふだんの暮らしで自衛隊の存在を意識する機会はそう多くありませんが、
明日、何が起きるのかわからない一番不安な時期に、
身を挺して自分たちを守ってくれる存在が、どれほど支えになっただろうと想像すると、
心の交流に、こみ上げてくるものがありました。

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スタッフの拠点になったのが保健室。
避難所のみなさん全員の体調を、保健師が確認し、毎日報告・ミーティング。
事務机で医師が診察し、看護師が記録をとり、右側に並べているくすりを薬剤師が調剤する。
体のケアが必要な場合は鍼灸師につなぐ。心のケアが必要な場合は、精神科医や臨床心理士に。

一人の患者さんを多方面からみる、とは医療職の方なら聞くと思いますが
避難所という限られた空間ゆえなのか、ここ気仙沼中学校では効率的に行われていたように感じます。

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ここが鍼灸ルーム。体育館の器材倉庫にベッド2台を設置して行いました。
正直、こんなにやりやすい環境でできるとは思っておらず、
鍼灸を学校側に認知してもらう努力をしてくださった、先発の鍼灸師に本当に感謝でした。

避難所では数少ないプライベート空間で、いつも予約は満席。

からだを拝見していくうちに、ぽつぽつと気持ちを話していかれる方、
明るく冗談ばかり話すものの、毎日来られる方、
(同室の)ばっちゃんたちのために若い自分が動かなきゃなんねぇのに
体が言うこときかなくて情けないと、バリバリになった肩・背中・腰をみせてくださるお母さん、
「昔の苦労に比べたらどってこたねぇ」と武勇伝を聴かせてくれるおばあちゃん、
無表情で興味なさげながらも、コーヒーを差し入れしてくださる治療室の近くの方・・・

今も鮮明に思い出せるかけがえのない出会いでした。
そして・・・、静かに受容することと明るい雰囲気を求められているのだと感じました。

一方で、鍼灸師が多いときには、直接、ひとりで各教室まで巡回に行きます。

ここでは、ダンボールに膝をついての治療。
その硬さに、ここで寝泊りして疲れないわけがないことを、いやがおうにも感じます。
入って欲しくない、触れられたくない、という態度の方もたくさんいらっしゃいました。
当然です。初期ならともかく被災から2ヶ月。
見ず知らずの人間が、入れ替わり立ち代りやってきて(朝から夜まで相当な人数)
居住スペースに入ってくる。プライベートが犯されると、誰だって身構えます。

ここから先は、「心」しか通じません。
一人の人間として信頼されるしかない。でも、時間は限られている。

何人にも「NO」と言われながらも
自分なりに笑顔で、かなりあたふたとしながらも、さらけだしていく。
信頼してもいいかな?とこころの扉が少し開いたとき、初めてからだに触れることができる。

「あれ? 楽になった!?」といっていただけたとき、じゃあわたしも・・・と広がる。

小心者のわたしにとってチャレンジでしたが、このプロセスは本当に勉強になりました。


<PART2 へ続く>


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樂庵 かなざわ
RAKUANのおしごと

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10、11、12月レンタルセッションルーム設定日

Photo_2

真夏のレンタルセッションルーム、どうなることかと案じていましたが
今年の夏はほんの少しですが、過ごしやすいようでなんとか無事にご利用いただいております。
そうこう言っているうちに、12月の予約問い合わせに対応したいというセラピストさんがらのリクエストで
かなり早めですが、設定日を公開いたします。

【お知らせ】
リクエストのありました施術用ベッド(ポータブル、移動可)を2階に設置しました。


■レンタルに関する基本的な考え方は こちら
ご利用料金、部屋の備品の確認は こちら

■8、9月の設定日は こちら


October 10月

■10月2日(日)
1階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 
2階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 

■10月9日(日) 
1階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 
2階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 

■10月10日(月・祝)
1階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 

2階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 

■10月11日(火)

1階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 
2階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 


■10月16日(日) 
1階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 
2階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30

■10月18日(火)

1階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30
2階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30

■10月23日(日) 
1階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 
2階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 

■10月25日(火) 
1階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 
2階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 

■10月30日(日) 
1階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 
2階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 



November 11月

■11月1日(火)
1階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30
2階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 

■11月3日(木・祝) 
1階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 
2階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 

■11月6日(日)
1階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 

2階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 

■11月8日(火)

1階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 
2階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 


■11月13日(日) 
1階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 
2階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 

■11月15日(火)

1階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30
2階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30


■11月20日(日) 
1階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 
2階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 

■11月22
日(火) 
1階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 
2階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 

■11月23日(水・祝) 
1階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 
2階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30

■11月27日(日) 

1階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 
2階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 

■11月29日(火) 
1階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30
2階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 
 
 



December 12月

■12月4日(日)
1階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 

2階 ①10:00~12:30  ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 

■12月11日(日) 
1階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 

2階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 

■12月13日(火)
1階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 

2階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 

■12月18日(日)

1階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 
2階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 


■12月20日(火) 
1階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 

2階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 


■12月23日(木・祝)
1階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30

2階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30


■12月25日(日) 
1階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 
2階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 

■12月27日~31日 
1階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30 
2階 ①10:00~12:30 ②13:00~15:30 ③16:00~18:30


(2011.10.30追記)
*年末限定(31日まで)で、どの曜日でもご希望があれば対応させていただきます。
お問合せください。年始は1月8日からです。 

 

■お申し込みはこちらから
http://medicalyuuki.com/contact.html

希望の日にちと時間帯をお知らせください。有料枠は先着順でお受けいたします。
(*出来る限りタイムリーに情報更新していきますが、行き違いのときはお許しくださいね)



無料枠は随時、選考制
となります。

企画書(形式自由)をメール、ファックス、郵送、いずれかの方法でお届けください。
 お届け先
選考の上、樂庵の3室をすべてお使いいただけます。

選考の基準は

●社会貢献度
 ・介護・高齢者福祉
 ・
障害者自立支援・障害者福祉
 
・子育て支援
 ・若者自立支援・就労支援
 ・まちづくり など
●本気度
●これから開業、起業をしてみたい方


などとなります。
樂庵からは場所の提供と、ご希望の場合は本ブログでの活動内容の告知をご協力いたします。
告知の例は ⇒ こちら



一軒家を開放(3階建て/1、2階部分)しているため、実際にお会いした方に限定してお貸ししております。
ボランティアセラピー
などの機会も設けておりますので、樂庵の雰囲気をお気軽に体験ください^^
タイミングが合えば、個別にお会いすることも可能です。
外部会場でお会いしたときなどは、どうぞお声かけくださいね。




あなたの新しい挑戦を心から応援しています!^^


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樂庵 かなざわ
RAKUANのおしごと

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2011/07/12

近況のおたより

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なんと1か月ぶりの更新です。5月下旬に被災地から戻って以来、
「あれもお伝えしたい」「これもお話したい」と思いながら少しも書けませんでした!

こういうときに限って「○月○日の様子はどうでしたか?」
「ブログ楽しみにしています」というメールを重ねていただくもので、
読んでくださっている方がいるんだ!とうれしくなったり、
「何に時間を使うのか」交通整理するタイミングだな、と気づくきっかけになりました。


2011年後半から、わたしが目指して生きたい方向は「エンタメ」です^^
医療や癒しを提供する人間がエンタメというと不謹慎かもしれませんが
シリアスな世界だからこそ、本能を満たす楽しさを加えていきたい。
そんなふうに感じています。

また折々、思いを綴っていきますね。


【お知らせ】

ボランティアセラピーについて

真夏の期間、お休みをいただきます。
日中気温が28℃以下になるころを目処に再開したいと思います。


はじめた当初からはまったく考えられなかったことですが、
ここ数ヶ月キャンセル待ちをしていただくようになりました。
本当にありがたく思っています。

回数を重ねるにつれて、さまざまな喜びや楽しさ、かけがえないつながりと同時に
対価をいただいて行う治療では気づかなかった
難しいテーマも浮上し、今もって試行錯誤しています。

葛藤するくらいなら、やめたらいいのではないか?というのもひとつなのです。
もともと普段の治療やカウンセリングのパーソナルケアが一番やりがいがあります。
しかし、それとはまた違った次元で
わたしはこのボランティアセラピーを、とても大切に思っているようです。

利害を超えた、純粋な癒しの場
お互いにお互いを癒す場(与える、受け取るの強力な癒しの力)
誰もが素の自分に戻って気軽に集える居場所

何より、人間そのものがもつ癒しの力、ダイナミックさ。
 
そんなことを体験する場を創造したいのかもしれません。

今後、どのように展開していったらよいのか、お休みのあいだじっくりと考えさせてくださいね。


Photo_6

樂庵 かなざわ
RAKUANのおしごと

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